基本

久しぶりに会った時に使えるフレーズはこれだ!過去分詞をうまく使おう

外国人の方と久しぶりに会った時、どのように応対しますか?

初めて会った時は「Nice to meet you!」ですが、久しぶりに会った時の一言はなんていいますか?

今日は、久しぶりに会った人との挨拶や、その後の会話の展開などについて、英語でどのようにすればよいのかを紹介します。

久しぶりに会った時の会話の流れとは?

職場のリフレッシュコーナーなどで、久しぶりに会った時(Long time no see)の会話の流れを考えてみたいと思います。

これは日本語でも英語でも同じですが、以下の3つの流れで構成されていると思います。

  • 相手のことを確認する(Remind)
  • 近況を共有する(Catch Up)
  • 立ち去る(Leave)

それでは一つ一つみていきましょう。

Remind:相手のことを確認する

思いがけないタイミングで久しぶりに会った時は、誰だったかを確認すると思います。

相手の名前だったり、前回どこで会ったか(Where)、前回いつ会ったか(When)を確認してみましょう。

例えば以下のような感じです。

Hi, We met two week ago at the meeting with my boss.

(2週間前にミーティングで私の上司と一緒に会いましたね)

これで確認がとれたら、

It’s nice to see you again.

と伝えて、再会できたことの喜びを相手に伝えましょう。

Catch up:近況を共有する

こちらが今回の記事のキモになります。

以前あったことがある人に、以前会った時から今までに何があったか、近況を訪ねるときの方法です。

現在の状況を聞く時は

How are you?

ですが、今回は過去に会った時から今までの状況を聞きたいので、過去分詞を使って以下のように質問することになります。

  • How have you been?
  • What have you been up to?

これらは日本語で言うと「最近どう?」や「今までどうしてた?」のようなニュアンスになります。

これに対する回答としては、

  • I have been good.
  • I have been busy.

のように、過去分詞に対応する回答方法をすればOKです。

その後は、時間が許す限りスモールトークを展開していきましょう。

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Leave:立ち去る

久しぶりに会ったので、積もる話がいろいろあると思いますが、どこかで話を打ち切って切り上げないといけません。

そんな時にどのように切り上げればよいでしょうか?

日本語で切り上げるときも、「そろそろ戻らなきゃ」や「予定があるからまたね」などといって切り上げると思います。英語で言うにはどうすればよいでしょうか?

  • It’s been nice catching up.
  • It was great catching up with you today.

catching upという表現をしていますね。これは拾い上げるといった意味で、今日はお互いの近況を拾い上げることができた(=共有)という意味で使うことができます。

近況を聞いた時のリアクションは?

相手の方がせっかく近況を話してくれているので、こちらとしてもそれなりのリアクションをとらないと失礼ですよね。

ただ、英語でリアクションってどんな感じで取ればよいのでしょうか?

1種類だけではレパートリーが少ないため、いくつか表現を覚えておいたほうが良いでしょう。

前向きなリアクション

前向きなリアクションとは、相手をおだてたり、ほめたりするリアクションです。

以下のようなリアクションをとるとよいと思います。

  • Really?(ほんとに!?)
  • Congratulations!(おめでとうございます!)
  • How wonderful!(なんてすばらしい)
  • That’s great news!(それは凄いニュースですね)
  • I’m glad to hear that!(それを聞いて嬉しいです)
  • I’m so happy for you!(私はとても嬉しいです)

後向きなリアクション

後向きなリアクションとは、相手に同情したり、がっかりしたりするリアクションです。

以下のようなリアクションをとるとよいと思います。

  • Really?(ほんとに!?)
  • I’m sorry to hear that.(それはお気の毒に)
  • How awful!(なんてひどい)
  • That’s terrible news.(それはひどいニュースですね)
  • That’s too bad.(それは残念でしたね)
  • Oh no!(あらら)

「Really?」は前向きと後向きの両方にあるのですが、発音によって使い分けます。

前向きな時のReallyは語尾を↑に上げるイメージです。

逆に後向きな時のReallyは語尾を↓に下げるイメージです。

実際に会話してみよう

それでは上記の内容について、実際の会話をベースにおさらいしてみましょう。

Tさんが会社の休憩スペースにいるときに、出張でたまたま来ていたOさんに3か月振りに会った時のシチュエーションになります。

Oさん:Mr.T-san, It’s me O. We met three month ago at the meeting.

Tさん:Mr.O-san, Long time no see! What have you been up to?

Oさん:I have worked a lot of over time recently. How about you?

Tさん:I have been busy too. I have started a new project. Our schedule is very tight.

・・・・・・

Tさん:Well, It’s been nice catching up but I’m afraid I have get back to my desk.

Oさん:OK. It was nice to see you again.

このような形になります。これであれば久々に会った外国人の同僚や友達と会話できそうですよね。ぜひ試してみてください。

まとめ

今回の記事では、久々に再開した時の会話の流れをお伝えしました。

ネイティブは「How have you been?」を使うので、突然聞かれた時に、

やばい、過去分詞だ!なんて返さばいいんだっけ?

と固まってしまうことなく返せるように、日々練習しておきましょう。