英語の学習を始めて間もないころは、
相手が話す英語の意味が分からないことや、
単語の意味が分からないことが多々ありますよね。
一つ分からない単語が出てくると、頭がフリーズ状態に陥って、
その後の単語が頭に入ってこなくなり、思考停止状態になってしまいますよね。
ビジネスで思考停止状態になってしまうと、
大事な顧客からの要望や、上司からの指示を聞き逃すことになり、
致命的な問題に発展する可能性があります。
そうならないためにも、わからない単語が出てきたら、
わからないということをはっきり伝え、英語で聞き返すのがベストです。
今日は英語初心者が覚えるべき
英語で聞き返すときの最低限知っておくべきフレーズを紹介しますので、
今すぐにでも使ってみてください。
英語で聞き返すときの最低限知っておくべきフレーズ
英会話初心者にとって、聞き返すということは非常に重要です。
最初は聞き返すことが恥ずかしいとか失礼であるとか思うかもしれませんが、
聞き返さずに知ったかぶりをしてしまうほうがよっぽど失礼ですよね。
自分自身の知識を増やすためにも、相手との信頼関係を築くためにも、分からないことがあったら積極的に聞きましょう。
英語における聞き返しの極意は、以下のステップで聞き返すことです。
- 相手の話を止める
- 相手にゆっくり話してほしいことを伝える
- 相手に説明を求める
- 理解があっているか確認する
順番に説明していきます。
相手の話を止める
こちらの英語レベルお構いなしにペラペラしゃべられるとキツイですよね。
何かわからない単語が出てきたら、まずは相手の話を止めます。
その時に使える言葉が以下になります。
- Pardon me?
- Excuse me?
- Just a minute.
- Sorry?
一番上の「Pardon」はとても丁寧な言い方です。
次の「Excuse me」も、「Pardon」ほどではないですが、丁寧な言い方になります。
勇気を出して一言発してみましょう。
相手にゆっくり話してほしいことを伝える
相手の話を中断したら、相手にゆっくり話してほしいとお願いをします。
その時に使えるフレーズは以下です。
- Could you speak more slowly?(ゆっくり話してもらえませんか?)
- Could you say that again.(もう一度言っていただけませんか?)
- Could you go over that again.(もう一度説明していただけませんか?)
「Could you」で聞くことで、丁寧な言い回しになります。
※逆に「Please」で聞くと、命令文になってしまうので、少し強い言い方になってしまいます。
また相手に対して聞き取れなかったことを伝えるときには以下のフレーズを使えます。
- I couldn’t catch that.(聞き取れませんでした。)
- You’re speaking too fast for me.(あなたの話は私にとって速いです。)
相手に説明を求める
ゆっくり話してほしいことを伝えたら、今度は実際に言葉の意味を確認します。
何となく聞こえた単語を使って、単語の意味を再確認しましょう。
- What does ○○ mean?(○○とはどういう意味ですか?)
- What do you mean by ○○?(○○とはどういう意味ですか?)
- I couldn’t under stand ○○.(○○が理解できませんでした。)
すると相手はもう一度わからない単語にフォーカスして話をしてくれると思います。
理解があっているか確認する
上記のステップを経て、なんとなく相手の言っていることが分かってきたら、
自分の理解が正しいかどうかを相手に確認します。
完全に理解できたと思ったときは、以下のフレーズで済ませてもよいでしょう。
- Oh, I see.(わかりました。)
- I understand.(理解できました。)
ただ、ビジネスにおいて認識の相違というのは大きな問題に発展しますので、
自分と相手の認識があっているか、確認をしたほうが良いです。
その時に使えるフレーズが以下です。
- So, you mean ○○?(つまり○○ということですか?)
- So, this means ○○?(つまり○○ということですか?)
これで相手がその通りと言ってくれれば、お互いの認識があったことになります。
ただでさえ、母国語が異なる人間同士の会話なので、
認識の相違がないように慎重に確認していきましょう。
まとめ
会話の基礎の基礎ですので、英語初心者の方は、ぜひ覚えておいてください。
ビジネスにおいて、いつ英語を使うことになるかわかりません。
それは突然やってきます。
突然、取引先の企業の担当者が外国人になったり、
上司や同僚が外国人になったり、
グローバル化が進んだことによって、大企業ほど英語に触れる機会が多くなってきています。
そんな時はまさしく「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」なので、
分からない事は積極的に聞いていきましょう。