プロポーズに成功したら、次の大きなイベントは
自分の親と相手の親への結婚挨拶になります。
とても緊張するイベントの一つですよね。
とにかく相手の親へ失礼がないように、
万全の準備をして臨みましょう。
この記事では結婚挨拶のマナーについて、
服装や手土産を中心にまとめたいと思います。
Contents
親への結婚挨拶のマナーは?服装は?手土産は?
まず親への結婚挨拶の当日までの流れですが、
- 親へ結婚挨拶する日を決める
- 当日の場所を決める
- 当日の服装を決める
- 手土産を購入する
- お互いの親に関する情報交換する
- 結婚挨拶当日
親へ結婚挨拶する日を決める
まずは最優先にそれぞれの親に結婚することを伝えて、
2人そろって結婚挨拶をしたい旨を伝えます。
両親揃って余裕がある日を選定しましょう。
自分の親と相手の親のどちらを先にあいさつに伺うかですが、
一般的には女性側の親のほうに先に挨拶に伺いましょう。
男性側の苗字を名乗ることになると思いますので、
女性側の親に先に結婚の許可をいただくのがベターです。
ただ、最近はコロナの状況もあって、
両親が住んでいる場所との兼ね合いなどもあると思いますので、
そのあたりは臨機応変に対応しましょう。
当日の場所を決める
次に当日の場所を決めます。
一般的にはお家に伺うのが基本となっています。
ただ、レストランなどで行うものアリです。
その際は個室を選択するようにしましょう。
ただ、最近はコロナの影響もあり、
地方に両親が住んでいる場合は、
帰省をしてほしくないと思うケースもあるかもしれません。
その際は取り急ぎリモートで実施するのもアリだと思います。
Zoomなどのアプリを使えば、
40分間、同時3接続まで無料でリモート会議できます。
コロナのワクチンが開発されて、コロナが落ち着いてら、
あらためて実家に伺うようにしましょう。
当日の服装を決める
![](https://takapublog.com/wp-content/uploads/2020/08/tie-690084_1281.jpg)
次に当日の服装を検討しましょう。
一般的にはスーツで結婚報告を行うのが印象がよいです。
夏の場合はジャケットを着るのはとても暑いと思いますが、
着ないにしてもジャケットを持参するようにするのが良いでしょう。
手土産を購入する
ご挨拶に持参する手土産を準備しておきましょう。
事前にご両親の好きなもの、嫌いなものをリサーチして、
少しでも喜ばれるものを準備しましょう。
手土産の値段の相場はだいたい3000円~5000円といわれています。
あまりに高級なものを渡しても負担になってしまいますので、
上記の相場くらいの手土産を準備するのが良いでしょう。
またお土産を買うときに、のし(熨斗)をどうしますかと
店員さんから聞かれると思います。
ご挨拶時のお土産は、基本的にのし(熨斗)は不要です。
理由は、ご挨拶は結婚の許可をいただく場なので、
のしをつけてお祝い感を出すのはタイミング的に早いためです。
お互いの親に関する情報交換する
当日の話が盛り上がるように、
お互いの親に関する情報を事前に交換しておきましょう。
例えば以下のような内容を共有しておくと
役に立つかもしれません。
- 現在のお仕事の話
- 出身地の話
- 好きな食べ物の話
- 今ハマっている趣味の話
- 飼っているペットの話
結婚挨拶当日
![](https://takapublog.com/wp-content/uploads/2020/09/wedding-greeting-etiquette2.jpg)
いよいよご挨拶の当日です。
時間に余裕をもって行動しましょう。
かといって、早く到着しすぎるのもよくありませんので、
時間通り到着するように調整しましょう。
もし遅れそうであれば前もって連絡をしましょう。
家もしくはレストランの中へ
家もしくはレストランの中に通されたら、下座に座ることを意識しましょう。
上座と下座の見極めは難しいですが、
基本的には出入り口側が下座、反対側が上座と覚えておけばよいでしょう。
手土産を渡す
席について一言挨拶を交わしたら、
持参した手土産を渡しましょう。
「お菓子を購入してきましたので、ぜひ召し上がってください」
「お気に召すと嬉しいのですが」
など一言添えて渡すのが良いでしょう。
最初は雑談
席に着くなり結婚の許可を取るのではなく、
最初は、自己紹介や雑談をするようにしましょう。
相手の目をみて話を聞き、誠実な受け答えとなるように心がけましょう。
自己紹介の時に突然名刺を差し出すのはやめたほうが良いです。
名刺は仕事上必要なことが書かれているだけで、
ご両親に差し出すものではないです。
ただ、仕事の詳しい話になった時や、
お父様が名刺を差し出された時は、こちらからも名刺を差し出したほうが、
安心していただけるので、そこは臨機応変に対応しましょう。
結婚の許可をいただく
雑談で場が温まってきたところで、
話の区切りが良いタイミングを見計らって
いよいよ結婚の許可をいただきます。
基本的には男性側から話を切り出すようにしましょう。
そして、以下のように結婚の許可をいただきましょう。
「○○さんと結婚したいと思っています」
「結婚するなら○○さんしかいないと思っています。」
「結婚のお許しをいただけませんでしょうか?」
以下は結婚のご挨拶としてNGです。
「娘さんを私にください」
「私たちは結婚することにしました」
一つ目の「ください」という表現は、
娘さんがモノのように聞こえ、
ご両親からの印象が悪くなるためNGです。
二つ目の「することにしました」は、
許可をいただく前にすでに自分たちで決めてしまっているという意味で、
ご両親からの印象が悪くなるためNGです。
そしてご両親からの結婚の許可をいただくことができたら、
「ありがとうございます。二人で幸せな家庭を築いていきます。」と
感謝を述べましょう。
おいとまする
結婚の許可をいただいた後は、再度雑談をしましょう。
そしてある程度の区切りがついたらおいとましましょう。
たいてい1時間半から2時間半経過したらおいとましましょう。
これにて結婚挨拶終了です。
まとめ
相手のご両親と初めてお会いすることとなり、
少しでも好印象を持たれたいというあまり、
緊張でガチガチになってしまうと思いますが、
もっとも好印象を与えられるのは、
自然体な姿を見せることだと思いますので、
気持ちを楽にして臨みましょう!
また自分の両親の家に訪問される側の場合は、
お相手の良さを引き出し、フォローすることに努めましょう!
成功することをお祈りしております。